安いサーバーメモ(2011年11月現在)
小規模でも効率良くアプリをリリースしたい!
サーバも使ってあれこれしたい!
でもできるだけコストをかけずにサーバをスケールアップするには?
ってな感じでちょっと自分なりに時間かけて調べてみたのでメモメモです。
■言語 … PHP
とりあえず情報が揃っているので。
レンサバのサーバーサイド言語では1番普及していると思う。
↓世界ランキング
TIOBE Programming Community Index for October 2011
http://www.tiobe.com/index.php/content/paperinfo/tpci/index.html
ただ、起動時間が遅く大量アクセスには不向きなのは注意が必要。
APCやsuPHP、GREE Fast Processorで速くなる。
■DB … MySQL
ほぼ一択ですよね、コレ。
オラクルは高いし、Postgresは対応してるレンサバが少ない。
■サーバー
1)開発中
ローカル/LANでの開発
・PC向けならブラウザで、スマホ向けならWiFiでテスト。
・携帯向けはキャリアごとにエミュレータが有るのでそれを使用。
・リリース近くなったらレンサバを借りる。
2)500円レンタルサーバ
1万PV/日程度なら500円/月くらいのが良い。(あくまで目安)
・ロリポップ(チカッパ) http://lolipop.jp/
500円/月。容量30GB。重いという情報も多め(運次第)。
ロリポのチカッパ以下はRAIDじゃないそうなのでデータが消えるかも?
PHP5.3やAPCを用意しているなど機能的には充実してる。
10日間無料お試しも嬉しい。
・さくらインターネット(スタンダード) http://www.sakura.ad.jp/
500円/月。容量10GB。ロリポよりは軽いという情報多し。PHPはCGIモード。
容量小さくても安定してる方がいい時はこちらを選ぼうかな。
2週間無料お試しも嬉しい。
・レンタルサーバ無限 http://mugenserver.jp/
HDD容量無制限&転送容量無制限。お試し期間はなし。年契約なら480円/月。
運営会社は合同会社とのことだが他も含めて4つレンサバを運営している。
サイトには書いていないがPHPのバージョンは5.2.14、SSH使用可。
APCは無いがsuPHPなのでAPCは効果が無いとのこと。
・ロケットネット http://rocketnet.jp/
HDD容量50GB。PHPが5.1.6なのでAPCが使えない。情報が少ない。
1年目\1,000のキャンペーンをやっており、ダントツ安い(2年目以降は\6,000)。
10日間無料お試しも嬉しい(お試しの申し込みは入り口が小さく分かりにくいので注意)
500円以下になると機能が少なくて使いにくい。SSL使いたいし。
これだけ安ければ探している時間の方がコスト掛かるので、2つ借りてもいい。
無料期間があるところを複数借りてインストールのし易さやレスポンスを見るのが一番コスト安いかな。
3)高額レンタルサーバ
500円レンタルサーバで遅くなってきたら1万円くらいまでの高額レンタルサーバを使う。
上記の中ではさくらが上位プランを持っている。実際に負荷に強い様子。
↓さくらのレンタルサーバーは503エラー頻発なら上位プランへ移行すれば改善!?
http://web-marketing.in/consult-diary/web-marketing/sakura-internet-business-pro.html
他にもライブドアなど高額になると評判が変わってくるレンサバも多い。
仮想サーバや専用サーバも近い金額のものがあるが、セットアップが面倒。
人件費を考えると決して安くない。
4)自作サーバ
レンタルサーバでHDD負荷やHDD容量、回線速度などの問題が出てきたら自作サーバー。
HDD容量は自作サーバにする時点である程度回避できる。HDD負荷はSSD化を検討。
回線速度はベーシック(約1万/月)→ネクストビジネス(約5万/月)→専用線と切り替え可能。
プロバイダ料金はIP1ベーシックで約2.6万、ネクストビジネスIP1だと約7.8万(OCNの場合)
電力や電気代、UPS、人件費など一挙に考えなければならない項目が増える。
自作だとパーツ選びも大切だしね
↓はてななどの各社担当者が自作サーバーのノウハウを紹介
http://bb.watch.impress.co.jp/docs/news/20091126_331459.html
↓自作データセンター
http://d.hatena.ne.jp/hori55/archive
5)データセンター
自作サーバで限界が来るのは回線や電力の安定性。
その辺が問題になってきたらデータセンターを使う。
■サーバアプリの組み方
負荷でネックになりやすいのはDBなので、できる限りDB負荷を下げるように作る。
画像、音、動画など大きなデータはなるべくWEBの公開フォルダへ。
ユーザーデータの大部分はWEBの非公開フォルダへ。
排他的処理の必要なデータや検索の必要なもののみDBへ配置する。
書きすぎた…。まいっか。
SSDや10GBase-Tの普及などこれからレンサバも大きく変わっていくんだろうなぁ。
ばらばらっと調べたものなので、どうだろ。
まぁ安いのから借りればOKってことですな。
つっこみは大歓迎です!
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