本田宗一郎の名言集




「チャレンジして失敗を怖れるよりも、何もしないことを怖れろ」
「人間、逆境をくぐり抜けないで、成功しようなんてのは無理ですよ」
「私は、やるなら一番乗りじゃなきゃいやだな」
「金を稼ぐよりも時間を稼げ」
「自分はこれが好きだと思い、自分はこれを職業としたいというものを発見させるのが、教育の主眼のひとつであろう」
「いい友達を何人持っているかが、その人の偉さだと思うな」
「悲しみも喜びも、感動も、落胆も、つねに率直に味わうことが大事だ。
なぜかといえば、そこに、次の行動への足がかりも出来れば、エネルギッシュな意欲も生まれるからである。
鋭敏で振幅のある感情というのは、いつの場合でもモーションの生まれる発火点だ。
これがイカレてくれば、人間が動物に退化するのである。
自分から捨てれば、奴隷として生きることである。」
「技術はお勝手の包丁と一緒だよ。奥さんが使えばおいしい料理ができるが、強盗が使えば人が死ぬ」
「卓越した技術者は、優れた技術者であると同時に秀でた芸術家でなければならない。
科学者の知恵と芸術家の感覚とを併せ持たなければならない」
「人間を本当に考えない技術は、技術でも何でもない」
「自動車を修理する前に、お客様の心を治してあげる事が大切だ。
それには礼儀正しく、心豊かな人間にならなければならない」
「技術屋というものは、失敗したときは必ず反省するが、成功すると反省しない。
どうして成功したかという復習がないんだ」
「自分が不得意なものまでやりたがるやつは、間抜けだよ。世の中、得意な人がいくらでもいるんだから」
「飛行機っていうのは、太平洋を無事に飛んできても、成田の着陸でひっくりかえりゃおしまいなんだ」
「牛の角が耳の前にあるのか、後ろにあるのか。即座に答えられりゃ専門家だよ。
でも、その気になって牛を見てみろ。すぐに分からあ。こんな優しいことを真面目にやるのも技術屋なんだ」
「人間に許される失敗というものは、進歩向上を目指すモーションが生んだものだけに限る。
『猿も木から落ちる』。木登り以外に取り柄のない猿が、気から落ちてはいけないのである。
しかし私は、猿が新しい木登り技術を学ぶために、ある『試み』をして落ちるなら、これは尊い経験として大いに奨励したい」
「一生懸命に下駄屋をやればやるほど、人様の履いている下駄に目がいってしまう。
職業意識なんて大げさなものではなくさりげなく永続的に観察できるようになることを言うんだよ。
それが一人前になることだよ」
「人生はほんとうに長い。
スタートを間違ったら、先行き誤差の広がりは大変なものになる。
スタミナの配分がでたらめだったら、せっかくのハイ・オクタンの『若さ』というエネルギーも暴発して破壊力に堕落するし、
エンストの原因ともなってしまう。
この自覚さえ失わなければどんなに自由な行動も、青春の謳歌も許される。
わからず屋の大人たちの説教など糞食らえだ。
堂々と『若さ』を発散させ、『若い命』を主張したまえ」

びっくりするくらい、どれも同意できる。
本質を語ってるからだろうね。